東海や近畿の空に逆さ虹 環天頂アークが現れる
ウェザーニュース / 2023年7月2日 17時45分
梅雨の晴れ間で厳しい暑さとなった今日7月2日(日)の夕方、東海や近畿の空に逆さ虹が出現しました。環天頂アークと呼ばれる現象です。
限られた時間にしか見られない
環天頂アークは、上空の薄雲が構成する氷の粒が太陽の光を屈折されることで見られる現象です。太陽の中心から上方46度前後の空の高い所に出現します。太陽高度が22度前後の時に最もはっきり現れるため、日の出の2時間後や日没の2時間前が見えやすい時間帯です。
今日は梅雨前線が南下し、その北側に広がる上空の薄雲がかかったことで、環天頂アークが現れました。梅雨前線は明日3日(月)も同じような位置に停滞するため、虹色現象が見られるかもしれません。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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