九州で激しい雨が続く 今夜にかけて災害に厳重警戒を

ウェザーニュース

今日3日(月)は九州に梅雨前線の雨雲がかかり、朝から激しい雨が降り続いています。熊本県では、昨日からの総雨量が300ミリを超えている所があります。このあとも九州各地で災害の発生に厳重な警戒が必要です。

土砂崩れなどが発生

大分県日田市の様子

大雨となっている九州では、すでに土砂崩れや橋の崩落、低地の浸水などが発生しています。

12時までの1時間に熊本県甲佐町で78.5mmの非常に激しい雨を観測しました。

昨日の昼からの24時間雨量は、熊本県山都町で340mm、南阿蘇村では300mmの大雨となっています。また、宮崎県の高千穂町でも25mmを超えています。

九州では東シナ海側を中心に、さらなる災害の発生が懸念される状況です。

明日にかけて大雨災害に警戒

夕方にかけて発達した雨雲は少しづつ南に移動し、熊本県や鹿児島県、宮崎県を中心に激しい雨の降るおそれがあります。

各地、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫等に警戒してください。

今夜になると九州の雨は段々と弱くなってくる見込みですが、土壌の水分量が非常に多くなっています。

雨が弱まっても、明日にかけて土砂災害や河川の氾濫にお気をつけください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）