静岡県西部で竜巻などの激しい突風が発生か 大気の状態が不安定

ウェザーニュース

静岡県掛川市の豪雨の様子 17時05分投稿　※動画が見られない場合はウェザーニュースの元記事からご覧ください
今日7月4日(火)17時頃、静岡県では非常に発達した積乱雲により竜巻などの突風が発生したものとみられます。

気象庁は18時09分に目撃情報付きの竜巻注意情報を発表し、「静岡県西部で竜巻などの激しい突風が発生したとみられる」と発表しました。

雷や急な風の変化など積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。落雷、ひょう、急な強い雨にも注意してください。

静岡県西部や中部では既にピーク越え

17時00分の雨雲レーダー

東海地方の上空約6000メートルに−9℃以下のこの時期としては強い寒気が流れ込んでいます。このため静岡県では大気の状態が非常に不安定となり、積乱雲の発達しやすい状況となっていました。

報道によると、静岡県では大型トレーラーの横転・屋根瓦が飛ぶなどの被害の情報が入っています。

静岡県西部や中部では既に雨雲の発達のピークを越えていますが、伊豆ではもうしばらく雷雨や突風、降ひょう等に注意が必要です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）