北海道にもほたるが出現 関東から九州はシーズン終了へ

ウェザーニュース

7月に入り、北海道でも札幌市周辺などでほたるが出現し、東北では見頃を迎えています。
一方、関東から九州はそろそろシーズン終了のようです。

東北各地で見頃に

宮城県川崎町　ほたるの様子（7月3日）

東北は各地で例年より早めにほたる出現のピークを迎えています。また、北海道でも札幌市周辺などでほたるが現れはじめました。道東や道北でも、間もなく出現する見込みです。

北日本でもいよいよほたるのシーズンとなっています。北陸や長野、関東北部でも、山沿いを中心にまだまだ鑑賞できる所が多いようです。一方、関東南部から九州にかけては、ほたるの数が減ってきました。

山間部などで楽しめる場所もありますが、今年のシーズンはそろそろ終了です。来年も美しい舞いを楽しみたいですね。

福島県　ほたるの様子（6月17日）ウェザーリポート

ほたる観賞に適した天気の日は？

この先1週間の天気

これから週末にかけては、ほたるが見頃の北日本を含め、北海道から九州にかけて曇りや雨のスッキリしない天気です。気温は高く、ジメジメとしたこの時期らしい体感で、雨が降っていなければ観賞に適した条件です。特に北日本は雨の止み間が多い見込みで、ほたるの淡い光を探してみるのも良さそうです。

ほたるはとても繊細な生き物で、全国各地でほたるを守る取り組みがおこなわれています。この先もほたるを見続けられるように、そっと静かに見守るようお願いします。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）