来週は各地で厳しい暑さが続く 高気圧が強まれば梅雨明けも
ウェザーニュース / 2023年7月7日 18時20分
来週は全国的に気温の高い日が続き、特に西日本や東日本では厳しい暑さとなります。夏の太平洋高気圧が勢力を強め、梅雨明けが迫ってきました。
来週は35℃前後まで上がる日も
今日7日(金)は東日本を中心に暑さが厳しく、35℃以上の猛暑日の地点が60を超えました。週末は梅雨空で暑さは若干和らぐ所が多いものの、来週は西日本、東日本で厳しい暑さが予想されます。
東京都心では予想最高気温が連日30℃以上で、11日(火)以降は35℃に近づく日が多い予想です。晴れ間が増えた場合はさらに気温が上昇して、猛暑日になってもおかしくありません。
また、最低気温も高く、25℃以上の熱帯夜の日が増える見込みです。一日の中で暑く感じる時間が長くなり、熱中症のリスクが高まるとみられます。
太平洋高気圧は太平洋沿岸まで勢力を広げる
![](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202307/202307070215_box_img2_A.jpg?1688717312)
週間天気図
この先の予想天気図をみると、梅雨前線は日本海に停滞し、特に12日(水)頃からは日本海の中部から東北付近に伸びる予想となっています。夏空をもたらす太平洋高気圧が勢力を強めるためで、来週は本州の南岸まで覆ってくる見込みです。
高気圧の圏内に入る日が多い九州南部は来週中頃にも梅雨明けするとみられます。また、高気圧の勢力が予想よりも強まれば、夏空の範囲が広がってそのほかの西日本や東日本で梅雨が明ける可能性があります。
梅雨の終わりが近づいており、暑さが本格化してきますので、日々の体調管理にお気をつけください。
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