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梅雨前線は日本海沿岸に停滞 九州北部や中国地方は土砂災害などに厳重警戒

ウェザーニュース / 2023年7月9日 10時31分

ウェザーニュース

今日9日(日)も梅雨前線は西日本の日本海沿岸から北日本付近に停滞しています。前線に向かって流れ込む非常に暖かく湿った空気の影響で広く雨が降っており、特に九州北部や中国地方では激しい雨や大雨に警戒が必要です。

1時間に70mm超の非常に激しい雨も

梅雨前線の活動が活発になり、周辺では雨雲が発達しています。現在は活発な雨雲の帯が九州北部や中国地方西部にかかっていて、断続的に激しい雨を降らせている状況です。

10時00分までの1時間降水量は福岡県・久留米で60.0mm、佐賀県・鳥栖で54.5mmとなっています。自治体が山口県下関市・小野に設置した雨量計では、8時40分までの1時間に77mmの非常に激しい雨を観測しました。

この方面では土砂災害の危険度が高まっている地域があり、土砂災害警戒情報が発表中です。また、広島県や岡山県、大分県、岐阜県、滋賀県の一部にも大雨警報が発表されています。


九州北部の激しい雨は昼前までがピークで、午後はいったん降り方が落ち着く見込みです。ただ、断続的、局地的に強い雨や雷雨の可能性があります。また、昨日8日(土)に線状降水帯が発生して大雨となった島根県・出雲付近は昼過ぎにかけて激しい雨のおそれがあります。急激に雨量が多くなる可能性があり、被害の拡大や新たな発生に警戒が必要です。

九州北部は明日午前中に再び激しい雨

10日(月)7時の雨雲の予想

梅雨前線の位置は、明日10日(月)にかけてほとんど変わらないとみられます。東北から九州は日本海側を中心に雨の降りやすい状況が続く見込みです。

暖かく湿った空気の流れ込みも続き、特に九州北部では午前中に再び激しい雨や雷雨のおそれがあります。河川の増水や氾濫、土砂災害の発生に引き続き厳重な警戒が必要です。自治体からの情報をこまめに確認し、避難をする場合は明るい時間に複数人で行うようにしてください。また、週明けの通勤・通学は無理をせず、身の安全を第一に行動してください。

梅雨前線の活動は今日に比べると弱まっていく見込みで、広い範囲で大雨となる可能性は低い予想です。

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