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九州北部の危険な雨のピークは越える 災害の発生・拡大に引き続き警戒を

ウェザーニュース / 2023年7月10日 12時27分

ウェザーニュース

福岡県など、九州北部での危険な雨のピークは越えたとみられます。

ただ、15時頃にかけては活発な雨雲が通過する可能性があり、油断は禁物です。災害の発生・拡大に引き続き最大限に警戒してください。

活発な雨雲は少し南下

10日(月)12時の雨雲レーダー

今日10日(月)は未明頃から、梅雨前線の南側で雨雲が急激に発達しています。福岡県・佐賀県・大分県では線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続き、福岡県と大分県には大雨特別警報も発表されました。

発達した雨雲が同じようなところに数時間に渡ってかかり続けたことで、福岡県久留米市・耳納山では6時間の降水量が300mmを超えています。福岡県の筑豊・筑後地方〜大分県北部では河川の氾濫や土砂災害が相次ぎ、警戒レベル5の「緊急安全確保」が発令されている自治体があります。

ただ、昼前になって活発な雨雲は少し南下してきました。九州北部での危険な雨のピークは越えたとみられます。

15時頃までは1時間に50mm超の雨のおそれ

暖かく湿った空気の流れ込みは続いており、局地的には発達した雨雲があります。雨雲は東に動いていて、この雨雲が通過するタイミングでは再び急に雨が強まったり、雷雨となったりする可能性があります。

九州北部では15時頃にかけて、引き続き1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨に警戒が必要です。

これまでに降った大雨の影響もあり、平常時よりも少ない雨で災害が発生するおそれがあります。一旦雨の降り方が弱まったり止んだりしても、増水した河川や急な斜面など、危険な場所には近づかないでください。

すでに河川の氾濫や浸水、土砂災害が発生しているところもあります。自治体からの情報を確認し、近くの安全な場所へ避難するようにしてください。周囲が浸水しているなど移動がかえって危険な場合は、上の階に退避するなどして、身の安全を確保してください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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