東京は2日連続で猛暑日予想 関東から九州にかけて熱中症に警戒

ウェザーニュース

今日7月11日(火)は関東から九州の太平洋側を中心に厳しい暑さになる見込みです。東京都心でも2日連続で35℃以上の猛暑日になると予想しています。

こまめに水分補給をする、エアコンなどで室温を調節するなど、熱中症予防に努めてください。

熱中症警戒アラート発表は今年最多エリアに

梅雨前線が前線が北に離れているため、関東から九州にかけては太平洋側を中心に強い日差しが照りつけます。真夏のような暖かい空気にも覆われており、各地で気温が上昇する見込みです。

特に関東甲信の内陸部で気温が上昇しやすく、さいたま市や甲府市では36℃まで上がる予想です。東京都心でも予想最高気温が35℃と、昨日に続いて猛暑日になるとみています。気象庁ならびに環境省は、熱中症の危険性が極めて高い状況になるとして、今年最多の20都県22エリアに熱中症警戒アラートを発表しました。

気温が高い時間の屋外での活動は危険です。昼間の外出はなるべく避け、屋内でエアコン等を使用して過ごすようにしてください。

また、昨日大雨に見舞われた福岡県や佐賀県、大分県でも昼間は35℃前後まで上がり厳しい暑さとなる予想です。災害の発生しているところでは停電が続くおそれがあり、冷房や扇風機が使用できずに熱中症のリスクがさらに高まるおそれがあります。復旧作業を行う際は、こまめに休息や水分補給を行うなど、無理をしない範囲で行うようにください。