関東などで厳しい暑さ続く 大雨被害を受けた九州も気温上昇
ウェザーニュース / 2023年7月11日 10時15分
今日11日(火)は関東から九州にかけて日差しの届いている所が多く、午前中から気温が上がっています。大雨被害を受けた九州も暑くなるため、復旧作業や片付けの際は熱中症に注意が必要です。
すでに300地点以上が真夏日
梅雨前線に伴う雨雲が北に移動し、九州北部や山陽などでも日差しが戻ってきました。日本列島の上空は暖かな空気に覆われているため、晴れている所では午前中から気温が高くなっています。
10時00分までの最高気温は西日本から関東、東北の太平洋側ですでに30℃を上回り、真夏日の地点は300地点以上です。最も気温が上がっている岩手県釜石市は34.1℃、東京都心は32.1℃を観測しました。
九州も気温が高く、福岡県久留米市で30.1℃、大分県日田市は29.3℃です。
復旧作業には熱中症対策を
11日(火)午後の暑さ指数の予想
午後にかけて晴天の続く所が多く、さらに気温は上がります。最高気温は東京都心で2日連続の猛暑日となる35℃。福岡市も35℃の予想です。そのほか、大阪市や名古屋市が34℃、仙台市が33℃と各地で厳しい暑さとなります。
環境省と気象庁は全国20都県に熱中症警戒アラートを発表しています。
大雨被害の大きかった九州でも熱中症のリスクが高く、午後の暑さ指数の予想を見ると、上から2番目のランクを示す薄い紫色の領域が広がっています。復旧作業や片付けを行う場合は長時間の作業を避け、できる限りの熱中症対策を行ってください。
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