東京都や神奈川県など14都県17エリアに熱中症警戒アラート(今日12日(水)対象)
ウェザーニュース / 2023年7月12日 6時55分
環境省と気象庁は、今日7月12日(水)を対象とした熱中症警戒アラートを14都県17エリアに発表しました。福島県では今年初めての発表です。
対象エリアでは特に熱中症のリスクが高くなるため、屋外での長時間の行動を避け、室内ではエアコンを使用し、こまめな水分補給を心がけるなど熱中症予防を万全に行ってください。
万全の熱中症対策を
▼熱中症警戒アラートの発表状況
★福島県
群馬県、茨城県、埼玉県、東京都、神奈川県、千葉県
静岡県、愛知県、三重県
徳島県、宮崎県、鹿児島県
沖縄県(本島地方・大東島地方・八重山地方)
※★は今年初めての発表
今日12日(水)は、関東甲信では晴天が続き厳しい暑さとなります。西日本から東海は雨雲が発生しやすいものの、ムシムシとつらい暑さになる予想です。
熱中症警戒アラートの対象地域では暑さ指数(WBGT)も高くなり、熱中症のリスクが上昇するところがあるので、涼しい所で過ごし、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。
熱中症警戒アラートとは
熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。
環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。
暑さ指数(WBGT)とは
暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。
熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。
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