来週後半は梅雨前線が南下する予想に 梅雨明けのタイミングは不透明

ウェザーニュース

明日15日(土)からの三連休は太平洋高気圧が次第に勢力を強め、関東以西で猛暑の見込みです。ただ、高気圧の強まりは一時的で、来週後半は梅雨前線が南下する予想となりました。梅雨明けのタイミングが不透明になってきています。

太平洋高気圧の強まりは一時的

明後日16日(日)から17日(月)・海の日にかけては太平洋高気圧が西日本、東日本を広く覆って、晴れる所が多くなります。暑さも厳しく、海の日は40℃近くまで気温の上がる所がある見込みです。

高気圧の勢力が強いのは18日(火)頃までで、その後は早くも南に後退していく予想となっています。高気圧の後退にあわせて、梅雨前線が南下し、20日(木)は本州の日本海沿岸、21日(金)には太平洋側まで南下する見通しです。

来週後半の高気圧や梅雨前線の予測には不確実性があり、動向により梅雨明けするかどうかが変わってきます。梅雨明けが発表された場合も、来週中頃からは大気の状態が不安定になり、ゲリラ雷雨が発生しやすくなるとみられ、注意が必要です。