高気圧が勢力強め猛暑日復活 明日は広範囲で危険な暑さに
ウェザーニュース / 2023年7月15日 15時24分
今日15日(土)は夏の高気圧が次第に勢力を強めてきたため、西日本を中心に日差しが届き、気温が上がりました。特に南西の風でフェーン現象が発生した日本海側は暑さが厳しく、35℃以上の猛暑日の所が多くなっています。
関東なども昨日より暑くなる
西日本、東日本の広い範囲で30℃を上回り、特に南西の風が山越えとなった北陸や山陰、四国の瀬戸内側などはフェーン現象によって、暑さが厳しくなりました。
15時までの最高気温が今日最も高くなったのは、香川県東かがわ市・引田で36.3℃を観測。そのほか、金沢市で36.2℃、鳥取県鳥取市・青谷で36.1℃など18地点で35℃以上の猛暑日になっています。昨日の0地点から大幅に増加しました。
また、東京都心で32.9℃、大阪市で33.9℃を観測するなど、各地で夏本番を感じさせる暑さです。
明日は日差し増えて厳しい暑さに
![](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202307/202307150225_box_img2_A.jpg?1689401925)
16日(日)の天気と気温
明日16日(日)は夏の高気圧がさらに勢力を強め、西日本から東海、関東では今日以上に日差しの届く所が多くなります。日差しが増える分だけ気温も上がり、最高気温は東京都心や名古屋市で35℃、福岡市で36℃など、各地でも猛暑日の予想です。
内陸部では体温を上回るような暑さになる所もあり、熱中症のリスクが高まります。屋外を移動する場合は日傘や帽子などで出来るだけ日差しを避け、長時間出歩かないようにしてください。適切な水分補給や塩分補給、涼しい所での休息が欠かせません。
室内で過ごす場合もエアコンを適切に使用して温度を調整し、熱中症対策をしっかりと行ってください。
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