梅雨前線は来週中頃に南下 その後は弱まって梅雨明けか

ウェザーニュース

明日から夏の暑さをもたらす太平洋高気圧が勢力を強める見込みです。ただ、来週中頃は梅雨前線の南下が予想され、梅雨明けは前線が弱まってからとなる可能性があります。

太平洋高気圧の勢力が維持されず

太平洋高気圧の勢力は明後日17日(月)の海の日がピークです。18日(火)以降は高気圧が少しずつ弱まって、梅雨前線は19日(水)に東北北部。20日(木)には本州の太平洋側に伸びる予想となっています。

21日(金)になると日本海に高気圧が中心を移し、22日(土)になると南海上の太平洋高気圧と一つにまとまるような形になって、梅雨前線の活動が弱まる見込みです。

晴天が続きにくい予報

10日間予報

関東以西の10日間予報では、19日(水)〜20日(木)にかけて曇りや雨になる見込みです。この崩れが予想通りであれば、三連休中の梅雨明けは難しくなります。

梅雨前線の活動が弱まる21日(金)以降は天気が回復して晴れる所が増える予想です。ただし、太平洋高気圧がしっかり強まった訳ではないので晴天は長く続かず、24日(月)頃からは再びすっきりしない天気になるとみられます。

来週後半以降の予測はまだ不確実性が高い状況です。予報の変化により梅雨明けのタイミングが変わってきますので、今後の動向が注目されます。