関東内陸部で40℃近い暑さに 危険な猛暑は明日も続く

ウェザーニュース

今日16日(日)は太平洋高気圧が勢力を広げ、西日本や東日本、東北南部で晴れて暑くなりました。特に関東の内陸部は気温が上昇し、40℃に迫った所が多くなっています。

真夏日地点、猛暑日地点は今年最多

関東上空1500m付近は＋21℃以上の真夏の暖かな空気に覆われ、気温の上昇が目立っています。

内陸部では体温を大きく上回る38℃以上まで上がった所が多く、15時までの最高気温は群馬県桐生市で今年全国で最も高い39.7℃を観測。そのほか、埼玉県所沢市で39.4℃、栃木県佐野市で39.2℃など40℃に迫る暑さです。

また、東京都心は35.3℃で4日ぶり、仙台市は35.4℃で今年初めての猛暑日となっています。

全国の真夏日地点は618地点、猛暑日地点は154地点といずれも今年最多です。

明日は東海で特に暑さ厳しい

17日(月)の天気と気温

明日17日(月)・海の日も太平洋高気圧が勢力を広げ、各地で厳しい暑さが続く見込みです。高気圧の中心が今日よりも西に移動するため、東海地方が暑さの中心になります。

最高気温は名古屋市で今日より2℃高い37℃まで上がり、岐阜市など内陸部で38℃前後の暑さとなる予想です。関東は今日と同じような気温の所が多く、東京都心で36℃と2日連続の猛暑日を予想しています。

西日本の各地や東北南部でも35℃前後の厳しい暑さの所が多く、熱中症リスクは高くなる見通しです。屋外での活動は出来るだけ控え、適切な水分補給や塩分補給、エアコンによる室内の温度管理など、万全の熱中症対策を行ってください。