大雨災害の秋田 明日も雨が降りやすく一時的に強まる可能性

ウェザーニュース

大規模な浸水被害や土砂災害に見舞われた秋田県の雨はようやく落ち着きました。ただ、引き続き湿った空気が流れ込みやすく、明日17日(月)は一時的に、雨の強まる可能性がありますので、まだ油断ができません。

土砂災害の危険度は依然として高い

東北付近に停滞している梅雨前線は活動を弱めたものの、今日の午後の時点で朝鮮半島の東の海上にある湿った空気の塊が、太平洋高気圧の縁をまわって、明日の未明から早朝にかけて東北付近を通過する予想です。

このタイミングで秋田県内では一時的に雨の強まる可能性があります。午後にかけても湿った空気の流入は続くため、雨雲が発達しやすい状況となる見込みです。

記録的な大雨によって地盤の緩んでいる所があり、15時30分の時点で秋田県、岩手県、山形県の一部には土砂災害警戒情報が発表中です。それほど強い雨でなくても新たな災害につながるおそれがあるため、引き続き危険な所には近づかないようにしてください。


また、18日(火)～19日(水)にかけては梅雨前線の活動が再び活発になり、再び雨のまとまるおそれがあるため、今後の情報に注意が必要です。