明後日は西日本、東日本の広範囲で雨 梅雨明けは早くても週末か

ウェザーニュース

明後日19日(水)は梅雨前線が南下する影響で、西日本、東日本の広い範囲で曇りや雨となります。梅雨明けは早くても天気が回復する週末になってからの見通しです。

一時的に雨の強まる所も

梅雨前線は明日18日(火)頃から活発になり、明後日19日(水)から20日(木)にかけて本州付近を南下する予想となっています。

晴れて厳しい暑さが続いていた西日本、東日本でも雨の降る所が多い見込みです。前線が通過するタイミングでは一時的に雨の強まる可能性があります。

日差しが少なくなる分、気温の上昇は抑えられ暑さは落ち着き、35℃以上の猛暑日の所はほとんどなくなる見通しです。

早ければ週末に梅雨明けか

週間天気図

21日(金)以降、本州の南の海上で梅雨前線は活動を弱めます。西日本、東日本は天気が回復して、日差しの届く所が多い見込みです。23日(日)から24日(月)にかけて日本海を前線が進む予想となっていて、この影響がどこまで広がるか、現時点で不確実性が高くなっています。

前線による天気の崩れが小さければ、22日(土)前後に梅雨明けする所が多くなるとみられます。天気の崩れが大きい場合は、来週まで梅雨明けがずれ込む見通しです。

いずれの場合でも、ここ数日に比べると暖かな空気が流れ込みにくくなるため、極端な暑さにはならず、晴れる日でも最高気温は35℃前後に留まるとみられます。