週間天気 広く猛暑に、沖縄は台風・熱帯低気圧に注意を

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・晴天と猛暑が続く　熱中症に警戒を
・沖縄は台風5号の波や風の影響注意
・南の海上で新たな熱帯低気圧が発生へ

太平洋高気圧の日本付近への張り出しが強まるため、晴れて猛暑が続きます。沖縄は台風5号の波や風の影響に注意が必要です。

晴天と猛暑が続く　熱中症に警戒を

京都　最高気温の変化

夏の太平洋高気圧が東から本州付近を覆い、晴れて気温の高い日が多くなる予想です。九州も湿った空気の影響で曇りや雨の日はあるものの、前線による影響はしばらくない見通しです。

各地とも真夏の暑さが続き、東京・大阪・名古屋などでも連日最高気温が35℃以上の猛暑日となる可能性があります。夏休みで外出をする方も多い時期ですが、こまめな水分補給を心がけるなど熱中症予防を万全に行ってください。

沖縄は台風5号の波や風の影響注意

台風5号（トクスリ）はフィリピンの東で発達しながら北上中で、暴風域を伴ったまま台湾方面に進む予想です。

沖縄では波や風の影響が台風接近前から次第に出始め、先島諸島の近海では大しけとなるおそれがあります。28日(金)頃までは波が高く、風の強い状況が続く見込みです。

沖縄本島地方も湿った空気の影響で一時的に雨の強まる可能性があります。

南の海上で新たな熱帯低気圧が発生へ

台風5号とは別にフィリピンの東で雲がまとまってきており、熱帯低気圧になる可能性があります。この付近で熱帯低気圧が発生すると、太平洋高気圧の縁に沿って北西に進み、沖縄方面に近づく進路をとることも考えられます。

影響があるとすれば月末以降のことになりますが、例年7月頃からは台風の発生が一気に多くなり8月に発生数のピークを迎えるため、台風への備えをしつつ今後の情報に注意するようにしてください。