日本のはるか南で熱帯低気圧が発生か 発達して沖縄に接近する可能性も

ウェザーニュース

フィリピンの東を進む台風5号とは別に、日本のはるか南の海上で雲がまとまりつつあります。早ければ明日26日(水)夜には熱帯低気圧が発生する予想です。発達する可能性があるため、今後の動向が注目されます。

海面水温が30℃前後と発達しやすい

26日(水)21時の予想天気図

フィリピンの東の海上では対流活動が活発になり、積乱雲が発達しやすくなっています。早ければ、明日の夜にはマリアナ諸島付近で熱帯低気圧になる見通しです。海面水温が30℃前後と高い領域で、風の条件などが揃えばさらに発達する可能性があります。

現時点で複数のコンピューターシミュレーションが熱帯低気圧の発達を予想しています。発達しながら太平洋高気圧の縁に沿って北西に進み、沖縄方面に近づく進路をとることも考えられます。

影響があるとすれば月末以降のことになりますが、例年7月頃から台風の発生が一気に多くなり、8月に発生数のピークを迎えます。台風への備えを行いつつ、今後の情報に注意するようにしてください。