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台風5号は南シナ海から大陸へ フィリピンの東では新たな台風が発生予想

ウェザーニュース / 2023年7月27日 17時30分

ウェザーニュース

大型で強い台風5号(トクスリ)は台湾の西へ進み、沖縄では今日7月27日(木)いっぱい強風や強い雨に、明日にかけて高波に注意が必要です。

これとは別に、7月27日(木)15時現在フィリピンの東で発達中の熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しています。
次に台風が発生すれば台風6号と呼ばれることになります。

▼台風5号 7月27日(木)15時
 中心位置   南シナ海
 大きさ階級  大型
 強さ階級   強い
 移動     北西 20 km/h
 中心気圧   955 hPa
 最大風速   40 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 60 m/s

▼熱帯低気圧 7月27日(木)15時
 中心位置   フィリピンの東
 移動     北西 20 km/h
 中心気圧   1002 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s

28日(金)9時の波浪予想

台風5号は南シナ海を北上して中国の華南に上陸し、勢力を落とす予想です。

沖縄では風が強い状況が今日いっぱい続く予想です。湿った空気の影響による強い雨にも注意してください。

波の高い状況は明日も続く予想です。

熱帯低気圧 沖縄や奄美など南西諸島に近づく可能性

一方、別の熱帯低気圧は北上しながら発達し、明日にも台風になる見込みです。

その後もしばらく北北西に進んで、強い勢力まで発達して沖縄や奄美付近を通過する可能性が高くなっています。

進路や発達の程度次第では、来週前半に沖縄や奄美で荒れた天気となる可能性があります。島嶼部ではわずかな進路の差で影響が変わってくるため、今後の情報にご注意ください。

台風の暴風域に入る確率

※台風5号とは別の、フィリピンの東の熱帯低気圧が台風になった場合の確率

5日先までに台風の暴風域に入る確率が3%以上のところは以下の通りです。(気象庁)
 長崎県          3%
  五島          3%
 熊本県          3%
 宮崎県          3%
 鹿児島県         8%
  薩摩・大隅地方     5%
  甑島          4%
  種子島・屋久島地方   8%
 奄美地方        35%
 沖縄本島地方      32%
  本島北部・中南部   32%
  慶良間・粟国諸島   31%
  久米島        28%
 大東島地方       28%
 宮古島地方       19%
 八重山地方       14%
  石垣島地方      14%
  与那国島地方      8%

7月3つ目の台風発生か

平年の台風発生数

今年7月は中旬に台風4号、下旬に台風5号が発生していて、次に台風が発生するとおよそ1週間ぶりになります。

7月の台風発生数の平年値は3.7個で、例年であれば台風の発生が一気に増える時期です。これからの時期に備えて台風対策・大雨対策を整えるようにしてください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風5号の名前「トクスリ(Doksuri)」は韓国が提案した名称で、わし(鷲)を意味する語からとられています。

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