今年最多の251地点が猛暑日に この先もしばらく猛暑が続く

ウェザーニュース

今日27日(木)も太平洋高気圧に覆われて、関東から近畿を中心に全国各地で非常に厳しい暑さとなりました。35℃以上の猛暑日となったのは251地点で、今年最多を更新しています。

また、大阪府枚方市では今年の全国最高気温となる39.8℃を観測しました。

猛暑日地点は今年最多

17時までの最高気温は、大阪府の枚方市で39.8℃、豊中市で39.5℃、岐阜市で39.4℃などを観測。枚方市の39.8℃は今年の全国最高気温となります。

大阪市や名古屋市でも体温を上回る38℃超えを観測し、東京都心でも36.9℃と非常に厳しい暑さです。また、北海道の札幌市でも32.9℃となっています。

35℃以上の猛暑日となったのは251地点と、今年最も多くなりました。猛暑日地点が250地点を超えたのは、2020年8月20日以来で約3年ぶりです。

梅雨明け以降は、日本列島の各地で厳しい暑さが続いています。

猛暑はしばらく続く予想

明日28日(金)も気圧配置は大きく変化しません。太平洋高気圧に覆われて、夏空の広がる所が多くなります。

明日の最高気温は、東北南部から九州の広範囲で35℃くらいまで上がる予想です。引き続き各地で厳しい暑さになりそうです。

その後も、猛暑は月末から8月はじめにかけて続くおそれがあります。東京都心や名古屋市、大阪市では35℃以上の日が多く、内陸部では40℃に迫るような日もある予想です。熱中症に厳重な警戒が必要となります。

引き続き、炎天下での長時間の活動は避け、水分補給や塩分補給をこまめに行うようにしてください。また、室内でもエアコンを使用するなど室温を調節して、熱中症予防に努めてください。