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今夜「みずがめ座δ南流星群」の活動が極大に 観測チャンス

ウェザーニュース / 2023年7月30日 12時0分

ウェザーニュース

今日7月30日(日)の夜遅く、「みずがめ座δ(デルタ)南流星群」が活動のピークを迎えます。

観測に適した時間帯は、放射点が高く昇る深夜〜明け方にかけて。例年さほど数多く見られる流星群ではありませんが、夏休みの夜空を楽しんでみてはいかがでしょうか。

みずがめ座δ南流星群の特徴

みずがめ座δ南流星群は、毎年7月中旬から8月中旬頃に活動し、活動のピークがなだらかな流星群です。前後の数日間は極大日と遜色がない程度の流星の出現が期待できます。極大日に観測が難しい方は、別の日にお楽しみください。

またこの時期には、やぎ座α流星群の活動もピークとなるほか、来月中旬にピークを迎えるペルセウス座流星群(三大流星群のひとつ)も活動が始まっています。夏休みの時期と相まって、星空観測が楽しい時期と言えそうです。

条件が良い所では1時間に10〜15個ほど観測可能

みずがめ座δ南流星群の放射点は今夜20時すぎに東の空に昇ってきて、その頃から流星が流れ始めます。活動の極大時刻は日付が変わって31日(月)の3時頃と予測されていて、日本では放射点が高く昇る深夜が観測のチャンスとなりそうです。流星は放射点付近だけでなく全天に流れますので、広く空を眺めるようにしましょう。

今年は極大日が満月に近く、月明かりの影響を受けるため観測条件はあまり良くありません。月が沈む2時以降〜薄明の始まる3時頃がチャンスといえそうです。

アストロアーツ社によると、他の流星群の流れ星も合わせると、周囲が暗く条件の良いところでは1時間に10〜15個程度の流星の出現が期待出来るとのことです。

気になる天気は

30日(日)23時の天気分布予報

今日30日(日)の夜は東北や関東、東海などで晴れて観測のチャンスとなる所が多そうです。ぜひ空を眺めてみてください。内陸の地域では夕立の雨雲が残ってしまう可能性があります。

また、沖縄や奄美、西日本では台風6号からの湿った空気の影響で、雲が厚くなる予想です。九州の太平洋側や奄美、沖縄では雨が降りそうです。

北海道も気圧の谷の影響を受けてすっきりとしない天気になるため、観測が難しいところが多い見込みです。


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