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関東のダムは例年並みの貯水量 猛暑続くと渇水の可能性も

ウェザーニュース / 2023年7月30日 12時30分

ウェザーニュース

今年の関東は梅雨期間の雨量が少なく、空梅雨傾向でした。厳しい暑さが続いていることでダムの貯水量が気になる所ですが、現時点では利根川水系9ダムは例年並みの水量を確保しています。

過去には秋に取水制限の年も

関東甲信地方は6月8日に梅雨入りが発表されました。東京都心など関東南部は梅雨前線の影響を受ける日が少なく、梅雨期間の降水量が平年の半分未満となった所もあります。


一方でダムがある関東北部は6月下旬にまとまった雨の降ったタイミングがあり、平年並みか平年より多い降水量でした。出水期に入り制限水位が下がる(※)7月1日時点での貯水率は100%が確保されています。

(※)ダムには水資源の確保の役割とともに、洪水を防ぐため川に流れる水の量を調整する役割があります。7月1日~9月30日は制限水位を下げて、大雨になった際にダムに貯められる余力を設けます。

梅雨明け後は晴れて暑い日が多くなったため水量は減少したものの、30日(日)9時時点の貯水率は73.9%。30年平均の9割ほどが確保されている状況です。このため、すぐに水不足の心配が出ることはないとみられます。

ただ、この先もしばらくは暑さが続くとみられ、8月もあまり雨が降らないと、渇水の懸念が出てきます。2012年のように7月に十分な水があっても9月に取水制限が行われたケースがありますので、水の無駄遣いは避けるようにしてください。

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