猛暑の出口はまだ見えず 少なくとも1週間は厳しい暑さ継続

ウェザーニュース

暑さをもたらしている太平洋高気圧が、少なくともこの先1週間は日本付近を覆う予想となっています。長引く暑さで体調を崩さないよう、十分な注意が必要です。

太平洋高気圧は勢力を維持

太平洋高気圧は多少、勢力を変化させながらも、この先1週間も日本列島の広い範囲を覆います。高気圧の勢力が強いため、発達中の台風6号も本州には近づくことができず、沖縄方面に進む見込みです。

高気圧の圏内に入る西日本から東日本、東北にかけては当面、夏空の広がる所が多く、強い日差しで厳しい暑さとなります。

東京都心は猛暑日の記録を更新か

1週間の予想気温

29日(土)にウェザーニュースが発表した主要都市の予想気温を見ると、東京都心、名古屋市、大阪市で1週間を通して35℃以上の猛暑日となっています。名古屋市は8月4日(金)～5日(土)に38℃と体温を上回る危険な暑さとなる見込みです。

福岡市も8月に入ってからは連日の猛暑日予想、仙台市は30日(日)～31日(月)と8月5日(土)に35℃以上を予想しており、九州から東北の広範囲で暑さが続きます。

東京都心は予想通りに猛暑日が続けば、9日連続と年間通算16日の両方を更新することになります。睡眠不足にならないよう、夜間も室内温度を調整するなど、日々の体調管理が欠かせません、熱中症対策をしっかりと続けてください。