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今夜は満月 8月の満月は別名「スタージェンムーン」とも

ウェザーニュース / 2023年8月1日 7時15分

ウェザーニュース

今夜昇ってくるお月さまは、日付が変わって未明に満月の瞬間を迎えます。8月の満月はアメリカの農事暦で「スタージェンムーン」とも呼ばれます。

広く見られるチャンスあり!

今日夜から2日(水)明け方は、東北から北陸にかけてと、近畿や中国、九州北部は晴れて、満月を楽しむことができる見込みです。

関東甲信や東海と北海道は雲の多い空ですが、雲の切れ間から観測のチャンスがありそうです。

九州南部と四国の太平洋側は雨が降りやすく、観測にはあいにくの天気となります。また、沖縄は台風の接近で外出は危険です。

8月の満月、英語で”Sturgeon Moon

農事暦における満月の呼び方

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。

農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、アメリカでは8月の満月を「スタージェンムーン(Sturgeon Moon/チョウザメ月)」と呼ぶようです。

8月は五大湖などでチョウザメの漁獲のシーズンを迎えることから、この名前がつけられたと言われています。

満月とは

太陽、月、地球の位置関係

満月の瞬間がいつになるのかは、太陽・地球・月の位置関係によって計算ができます。

地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。

つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。

この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。

参考資料など

The Old Farmers' Almanac
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/

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