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関東の空に環水平アークが出現 南からの湿った空気による薄い雲

ウェザーニュース / 2023年7月31日 12時15分

ウェザーニュース

今日31日(月)は、昼前になって関東を中心に、青空を背景にほぼまっすぐな虹が目撃されています。これは「環水平アーク」と呼ばれる大気光学現象です。

夜は関東南部も雨の可能性

「環水平アーク」は、上空の薄雲を構成する氷の粒が太陽の光を屈折させることで現れる大気光学現象のひとつで、プリズムと同じ原理で色が分離し、太陽の下方の空の低い所に帯状に出現します。

太陽高度が高い時間帯にしか出現しないため、4月〜9月にかけての昼前後が見やすい時間帯です。

今日の薄い雲は、南からの湿った空気に対応するものです。

関東の天気は下り坂で、北部では夕方以降、南部でも夜には雨の降りだす所がある見込みです。

このまま午後も、環水平アークやハロ(日暈)などの光学現象が期待できるため、空を見上げてみるのも良さそうです。
※太陽を直接見ないようにお気をつけください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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