今年のあじさい 暑い梅雨になるも例年通りの綺麗さ・見頃の長さに

ウェザーニュース

あじさいシーズンにあたる今年5〜7月頃は、各地で平年より気温が高い日が多く、猛暑が続きました。

去年は続く猛暑で7月上旬頃には、焼けるように枯れたあじさいが多くみられました。

そこで、今年のあじさいの綺麗さや見頃期間の長さが例年と比べてどうだったのか、ウェザーニュースアプリ利用者にアンケート調査を実施しました。

綺麗さ：過半数が「いつもと同じ」と回答

調査日：2023年7月20日〜21日

今年のあじさいは綺麗だったかについて、2023年7月20日〜21日にスマホアプリの利用者を対象にアンケート調査を行いました。（回答項目「いつもより綺麗だった」「いつもと同じ」「綺麗ではなかった」「わからない」／回答人数8,421人）

その結果、各地域で「いつもと同じ」の回答が約6～7割、「いつもより綺麗だった」の回答は1割強となりました。

見頃期間：最も多い回答は「例年通り」

調査日：2023年7月21日〜22日

見頃期間の長さについて、2023年7月21日〜22日にスマホアプリの利用者を対象にアンケート調査を行いました。（回答項目「長かった」「短かった」「例年通り」「わからない」／回答人数5,716人）

その結果、全国平均で「例年通り」の回答が5割でした（北海道は調査期間中、広く見頃だった為に「わからない」の回答が多かったと考えられます）。

今年は各地で高温、日照時間も関係

5月から7月にかけての気温（平年差）の経過

東日本・西日本では、見頃を迎える5月中旬～6月にかけては平年より気温が高かったものの、日照時間が平年並みだったため、綺麗さや見頃期間は例年と同じくらいだったと考えられます。

一方、6月～7月に見頃を迎える所の多い北日本では、気温が平年よりかなり高くなりました。日照時間も多かったため、北海道の一部では見頃の期間が例年より短かったところもありました。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）