九州、四国の太平洋側で断続的に強い雨 24時間で100mm以上の所も

ウェザーニュース

九州や四国の太平洋側は今日8月2日(水)も湿った空気が流れ込みやすく、雨の強まっている所があります。局地的には24時間で100mm以上の雨が降っており、今後の雨量の増加に注意が必要です。

今日の午後から明日にかけて強雨のおそれ

沖縄付近を進む台風6号と、太平洋高気圧の間の気圧差が大きくなり、九州や四国の太平洋側には湿った空気が流れ込みやすい状況になっています。

台風周辺の大量の水蒸気が送り込まれることで雨雲が発達し、8時30分までの1時間に、宮崎県都農町では21.5mmの強い雨を観測。24時間雨量は宮崎県内の一部で100mmを超えてきました。宮崎県の一部には大雨警報が発表中です。


台風の動きが遅いため、今日の午後から明日3日(木)にかけても気圧配置に変化がなく、次々に雨雲が流れ込んでくる見込みです。局地的には1時間に30mmを超えるような激しい雨が降り、総雨量がさらに増加する可能性があります。道路冠水や河川の増水、土砂災害などに警戒をしてください。