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台風6号の進路予想には非常に大きなばらつき 迷走する理由は?

ウェザーニュース / 2023年8月2日 14時15分

ウェザーニュース

沖縄に大きな影響をもたらしている台風6号は、今後、複雑な進路を進むと予想されます。その理由について解説します。

高気圧に取り囲まれ動きづらく

日本列島は東の海上から太平洋高気圧に広く覆われています。それとは別に中国大陸から黄海付近にかけても勢力の強い高気圧があり、台風の北への動きをブロックしている状況です。

また、台風付近には、東南アジアからのモンスーンと高気圧の縁辺を吹く風によって、「モンスーントラフ」と呼ばれる大きな反時計回りの渦が形成されています。

現在は、モンスーントラフの北側を吹く風によって西寄りに進んでいますが、今後はモンスーントラフが北上し、南側を吹く風によって東寄りに進路を変える見通しです。

今後も予想進路は変わる可能性

その後は、モンスーントラフの渦から抜けると、東寄りに進んで日本列島に近づく進路となります。一方で、渦の中に留まった場合は再び西寄りに進むケースも考えられる状況です。

現時点ではどちらのパターンにもあり得るため、世界各国の気象機関が計算した進路のシミュレーション結果を見ると、非常に大きなばらつきがあります。

今後も台風の予想進路が大きく変わる可能性がありますので、こまめに最新の情報を確認するようにしてください。

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