気象庁1か月予報 暦が秋に変わっても残暑は厳しい

ウェザーニュース

今日3日(木)、気象庁は8月5日から9月4日までの1か月予報を発表しました。まもなく立秋で暦の上では秋を迎えるものの、気温の高い傾向が続き、全国的に残暑が厳しい予想です。

太平洋高気圧が強く残暑が厳しい

この先1か月の気温

この先1か月を通してみると、日本の東から南東海上で太平洋高気圧の勢力が強く、日本列島を覆いやすい傾向が続きます。予想気温は九州北部から北海道の広い範囲で平年よりも高い予想です。

台風6号の影響で一時的に暑さの落ち着くタイミングはあるものの、8日(火)の立秋を過ぎても残暑が厳しくなります。

今年は梅雨明け以降の猛暑によって体への負担が大きくなっていると考えられますので、十分な睡眠時間の確保や栄養補給など、日々の体調管理を引き続き心がけてください。

台風6号の影響で降水量が増える所も

この先1か月の降水量

3日(木)の時点で南西諸島の北を進んでいる台風6号が、来週に西日本へ近づく可能性が高まってきています。

この影響で西日本を中心に降水量が増加するとみられ、1か月として見ても奄美と九州南部で平年より多く、九州北部や四国、近畿太平洋側で平年並みか平年より多い予想です。大雨への備えが欠かせません。

中国や近畿日本海側、東日本、北日本は平年並みの予想となっています。例年と同様に夏空が広がっても局地的な雷雨のリスクがありますので、お盆休み期間のレジャーなどは注意をしてください。