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関東など雨が降っても蒸し暑い 日本海側はフェーン現象で猛暑日予想

ウェザーニュース / 2023年8月8日 8時25分

ウェザーニュース

今日8日(火)も昨日までに引き続き、南寄りの風が吹いてフェーン現象の起こりやすい気圧配置となります。日本海側の地域で気温の上がるところが多く、35℃以上の猛暑日となるところがある予想です。

太平洋側は変わりやすい天気で、時々雨雲が通過するものの、日差しも届きます。かなり蒸し暑くなるため、熱中症に警戒が必要です。

朝から気温高い 夜中から30℃以上のところも

奄美付近にある台風6号の影響で、南から暖かく湿った空気が流れ込みやすい状況が続いています。そのため、夜中も日本海側では山越えの風がフェーン現象を起こし、気温があまり下がりませんでした。

新潟県糸魚川市では今朝8時までの最低気温が30.6℃と日付を回ってから30℃を下回らず、非常に寝苦しい夜となりました。日付が変わる前に30℃を下回っていた時間はありましたが、気温の下がらない状態が続いています。

一時的な雨は蒸し暑さが増す 熱中症に警戒

今日も昨日と同じように、昼間は日本海側を中心にフェーン現象により気温が上がりやすくなります。秋田市や新潟市、鳥取市など東北日本海側から北陸、山陰などでは36℃まで上がる予想です。

また、太平洋側でも変わりやすい天気ながらも、日差しが届くタイミングがあり、気温の上昇するところがあります。一時的に強い雨が降ったとしても、短時間だった場合はその後に日差しが届くと再び気温が上昇してかなり蒸し暑くなる見込みです。

<各地の予想最高気温>
 36℃:秋田、新潟、名古屋、岐阜、鳥取、広島、山口
 35℃:甲府、富山、福井、大阪、神戸、松江、松山、福岡、佐賀、長崎 など

こまめな水分補給や塩分補給、室内ではエアコンなどで温度調節するなど、熱中症予防は引き続き行ってください。

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