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西日本太平洋側は朝から激しい雨 台風の通過する明日まで大雨のおそれ

ウェザーニュース / 2023年8月8日 9時55分

ウェザーニュース

今日8月8日(火)は台風6号がゆっくりと北上するのに伴い、朝から西日本の太平洋側では断続的に雨が強く降っています。

明日9日(水)にかけては台風の影響が続くため、西日本では大雨による土砂災害や河川の氾濫に警戒が必要です。

さらに300mm超の大雨か 河川氾濫などに警戒

予想降水量 11日(金)朝まで

今朝は、四国の太平洋側を中心に所々で激しい雨となっています。明け方から朝にかけては、高知県佐川町や土佐清水市で1時間に30mmを超える激しい雨を観測しました。また、九州南部や紀伊半島も断続的に雨が強まっています。

このあと台風6号は奄美付近から屋久島付近へゆっくり北上するとみられます。西日本太平洋側には台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、活発な雨雲が同じようなところにかかり続ける予想です。雷を伴って1時間に50mmを超える激しい雨となるおそれもあるため、大雨による低地の浸水や河川の増水、土砂災害に警戒してください。

台風は明日9日(水)の夜にかけて、九州の西の海上を比較的遅い速度で通過する予想になっています。影響が長引き、同じようなところで激しい雨が続く心配があります。西日本では太平洋側を中心に、今後さらに300mm以上の雨が降るおそれがあります。明日にかけては大雨による災害発生に厳重な警戒が必要です。

東日本の急な雷雨のおそれ

東日本や東北も、南からの湿った空気が流れ込んでいる影響で大気の状態が不安定です。朝から雨雲の発生しているところがあり、午後にかけても太平洋側を中心に急な雨の降る可能性があります。

一時的に降り方が強まり、雷や突風を伴うおそれがあるため、天気の急変に注意が必要です。

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