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鹿児島・大隅地方で24時間雨量が500mm近くに 土砂災害の危険性高まる

ウェザーニュース / 2023年8月9日 18時30分

ウェザーニュース

台風6号の周囲を取り巻くスパイラルバンドと呼ばれる活発な雨雲がかかり続け、鹿児島県大隅地方で雨量が増加しています。24時間で500mmをに迫った所があり、土砂災害への厳重な警戒が必要です。

観測史上1位を更新した地点も

台風の周囲にはスパイラルバンドと呼ばれる活発な雨雲の帯がいくつもみられます。台風の進行方向と雨雲の伸びる方向が近かったため、今日9日(水)の午後は鹿児島県大隅半島から屋久島周辺で激しい雨が続きました。

雨量が急激に増加しており、鹿児島県錦江町・田代では18時00分までの12時間で323.5mm、24時間では498.0mmに達しました。また、屋久島では480.0mm、南大隅町・佐多で452.0mmと狭い範囲に集中して雨が降っている状況です。屋久島と佐多では24時間雨量の観測史上1位を更新しています。

土砂災害に対する最大限の警戒を

短期間に集中して雨が降ったため、土砂災害の危険度が高まっています。

大隅半島の南部や屋久島の一部に「危険」な状況であることを示す紫色の領域が広がり、大隅半島には「災害切迫」を示す黒の領域が現れてきました。18時の時点で鹿児島県と宮崎県には土砂災害警戒情報が発表中です。

依然として活発な雨雲が九州南部に広がっていて、大隅半島周辺でも今夜遅くにかけて断続的に激しい雨の降るおそれがあります。いつ土砂災害が起きてもおかしくない状況ですので、今夜は安全を確保してお過ごしください。

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