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関東の9ダムは貯水率急減 今後は台風7号の動向が大きく影響

ウェザーニュース / 2023年8月10日 18時30分

ウェザーニュース

関東はここ数日、局地的な雷雨はあるものの、広範囲でのまとまった雨は降っていません。厳しい暑さが続き、東京都心では年間の猛暑日日数が過去最多となりました。

関東の水がめである利根川水系の9ダムの貯水率も8月に入ってからは急速に減少しています。

続く猛暑で急速に貯水量は減少

利根川水系9ダムの貯水率は10日(木)0時の時点で60%で、この時期の平均値の7割強となっています。7月終わりの時点ではほぼ平均値と同じくらいでしたが、続く猛暑によって急速に減少している状況です。

現時点では9月に取水制限が行われた2012年よりも速いペースで貯水量が減っています。今後の水がめの状況を左右しそうなのが来週接近が予想されている台風7号です。

台風でまとまった雨が降れば渇水の心配はなくなる

台風7号の進路予想

台風は大きな災害をもたらす一方で、水資源の観点から見た場合は「空の給水車」と呼ばれることがあるように、重要な水の供給源となっています。

台風7号は10日(木)時点の予想で、関東など東日本を中心とした地域に接近、上陸が予想されており、水源にあたる地域でもまとまった雨が降る見込みです。

この台風によってある程度の雨が降れば、この夏に関しては渇水の心配はなくなる可能性が高いと考えられます。

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