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関東や東北の空に環水平アーク 空の低い所に伸びる虹色の帯

ウェザーニュース / 2023年8月13日 14時0分

ウェザーニュース

今日13日(日)の昼頃から、関東北部や東北南部で環水平アークの現れた所がありました。上空の高い所の雲が広がったことで現れた虹色現象です。

この後は雲が厚みを増して虹色現象のチャンスは減少

環水平アークは、太陽の中心から下方46度前後の空の低い所に出現します。

水平に長く伸びる虹の帯となることから、環水平アークと呼ばれ、太陽高度が68度前後の時に最もはっきり現れます。太陽高度が高い、4月上旬から9月上旬にかけての昼前後が見えやすい時間帯です。

関東北部や東北南部は氷の粒で構成された薄雲が空の高い所に広がっていて、その氷の粒によって太陽に光が屈折し、虹色の帯となって現れています。福島県いわき市では太陽の周囲にハロ、その下側に環水平アークが見られました。


この後は湿った空気の影響で、雨を降らせる雲が発達しやすく、虹色現象が見られる所は少なくなる見込みです。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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