近畿や東海の一部が台風の強風域に 紀伊半島では風雨が強まる
ウェザーニュース / 2023年8月14日 13時45分
強い勢力の台風7号の北上に伴い、近畿や東海の一部が風速15m/s以上の強風域に入ってきました。活発な雨雲がかかり始め雨も強まっています。
三重県を中心に活発な雨雲が広がる
台風7号は14日(月)14時の推定で、和歌山県潮岬の南東約180kmの海上を進んでいるとみられます。近畿から東海の一部が台風の強風域に入っていて、静岡県石廊崎で22.3m/s、和歌山県新宮市で19.5m/sの最大瞬間風速を観測しました。
台風の外側に広がる活発な雨雲が三重県を中心にかかってきており、雨も強く降っています。13時30分までの1時間には三重県紀北町・紀伊長島で22.0mm、尾鷲市で26.0mmの強い雨となりました。
台風対策や避難はなるべく早く
和歌山県南部など早い所では今夜遅くに台風の暴風域に入るとみられ、今後は風雨がさらに強まってくる見込みです。大阪や京都などの関西エリアでも、夕方以降は断続的に強い雨が降り、台風が最も近づく明日15日(火)にかけて暴風雨が予想されます。
局地的には1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨が降って、都市部では内水氾濫による浸水被害のおそれがあります。また、広範囲で暴風が吹き荒れ、飛来物による影響や停電などが発生してもおかしくありません。
台風への備えは風雨が強まる前に済ませ、避難を行う場合は出来るだけ日没前の明るい時間に完了するようにしてください。
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