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大雨特別警報を警報に切り替え 雨が峠越えた後も災害警戒

ウェザーニュース / 2023年8月15日 23時45分

ウェザーニュース

鳥取県に発表されていた大雨特別警報は、15日(火)23時10分に警報に切り替えられました。現在、特別警報の発表されている地域はありません。

雨が峠を越えた後も、土砂災害や河川の洪水などの危険度は当面高い状態が続くため、警戒を続けてください。

24時間雨量が500mmを超えた所も

鳥取県内は記録的な大雨となり、23時20分までの24時間雨量は鳥取県鳥取市・佐治で515.0mm、鹿野では485.5mmに達しました。土砂災害の危険度は依然として高くなっている所が多く、警戒レベル5の「緊急安全確保」が発令されている自治体があります。

激しい雨を降らせる活発な雨雲は台風の北上とともに日本海に抜けており、雨自体は峠を越えた状況です。

雨がピークを越えても油断は禁物

鳥取県ではこれまでに降った雨により河川が増水しています。氾濫する危険性は低くなっているものの普段より水位が高く、流れも速くなっていますので、決して様子を見に行ったりしないでください。浸水している所では道路と川の境がわからなくなるなど大変危険です。雨が弱まった後も油断は出来ません。


また、地盤が緩んでいることにより土砂災害の危険度も高まっています。市町村から発表される避難情報をよく確認し、傾斜地など土砂災害の発生するおそれのある地区には近づかないようにしてください。

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