台風7号は北海道の西で温帯低気圧に 北海道は引き続き強風に注意

ウェザーニュース

台風7号（ラン）は、8月17日(木)15時に北海道の西で温帯低気圧に変わりました。

最大風速は20m/sと、まだ台風と変わらない強い風が吹いています。北海道では明日にかけて強風に注意してください。

▼温帯低気圧　8月17日(木)15時
　中心位置　　　北海道の西
　移動　　　　　北北東　30 km/h
　中心気圧　　　990 hPa
　最大風速　　　20 m/s

北海道は強風に注意

台風7号から変わった温帯低気圧は、サハリン付近を通ってオホーツク海へ進予想です。日本国内の陸地からは比較的離れて通るため、荒れた天気になることはないとみられます。

ただ、温帯低気圧の性質に変わったことで風の強い範囲は中心から離れた広範囲に分布するため、北海道の道北や道東でも風が強まる予想です。明日18日(金)にかけて強風に注意してください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風7号の名前「ラン（Lan）」はアメリカが提案した名称で、「嵐」を意味するマーシャル語（北西太平洋のマーシャル諸島のことば）からとられています。