週間天気予報 週中頃に熱帯低気圧が接近 猛暑は一服
ウェザーニュース / 2023年8月20日 5時30分
・週中頃に熱帯低気圧が接近
・週後半は前線が通過か 雨の可能性
週前半にかけては猛暑とゲリラ雷雨に警戒する天気が続きます。週中頃には熱帯低気圧の影響で天気が崩れる可能性があります。また、猛暑はようやく一服となりそうです。
週前半にかけて残暑とゲリラ雷雨に注意
週前半にかけては太平洋高気圧が東から日本列島を覆い晴れるところが多いものの、高気圧の縁をまわって暖かく湿った空気が日本列島に流れ込みやすいため、内陸や山沿いを中心に雨雲が発生しやすい状況です。午後を中心に夕立やゲリラ雷雨の発生する可能性が高い日が続きそうです。急な天気の変化にご注意ください。
暖かく湿った空気の流れ込みが続くため、気温も高く蒸し暑い日が続きそうです。平年であれば最も気温が高いのは8月の前半ですが、下旬になっても最高気温が35℃以上の猛暑日となるところもあり、厳しい残暑となりそうです。特に、晴れる日の多い北日本や北陸では平年の最も暑い時期を上回る真夏の暑さが続きそうです。
引き続きこまめな水分補給を心がけるなど、熱中症予防を続けてください。十分な睡眠や栄養補給も熱中症予防の基本です。体調管理に注意してください。
週中頃に熱帯低気圧が接近
![](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202308/202308200015_box_img1_A.png?1692476082)
週間天気図 21日(月)~26日(土)
昨日19日(土)に小笠原近海で熱帯低気圧が発生しました。この熱帯低気圧はしばらく西進したのち北西に進む見込みで、西日本方面に近づいてくる可能性が高くなってきました。台風に発達する可能性は低いものの、週中頃に日本列島の天気に影響を与える見込みです。
今の所は極端な大雨は予想されていませんが、多量の暖かく湿った空気を運んでくることになるため、場合によっては太平洋側の地域などで雨量が多くなる可能性があります。今後の情報に注意してください。
週後半は前線が通過か 雨の可能性
週後半は日本の北を低気圧が東進し、そこから伸びる前線が北日本などを通過することが予想されています。まだ前線の位置や雨雲の強さなどは予想が難しいものの、北日本を中心に雨の降る可能性があります。
また、前線の南でも湿った空気の流れ込みやすい状況となるため、東日本や西日本も雲の多い空となって、雨の降る所もありそうです。
蒸し暑さは続きますが、台風の後から続いた猛暑は一段落する見込みです。
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