九州など西日本で雨雲が発達 広い範囲で激しい雨や落雷に注意

ウェザーニュース

今日25日(金)の西日本は暖かく湿った空気が流れ込んでいることに加え、寒冷渦の影響で大気の状態が不安定になっています。昼頃からは雨の範囲が拡大しており、激しい雨や雷雨に注意が必要です。

黒っぽい雲に覆われてきたら要注意

特に雨雲の発達が目立つのが九州で、午前中に比べて雨の範囲が広がっています。13時20分までの1時間には熊本県阿蘇市・阿蘇乙姫で32.0mmの激しい雨、福岡県北九州市・八幡では21.0mmの強い雨を観測しました。

これから夕方にかけて九州や中国、四国では雨雲の発達しやすい状況が続き、局地的には1時間に30mmを超える激しい雨の降るおそれがあります。

また、活発な雨雲の周辺では落雷や突風の可能性もありますので、上空の雲の底が黒っぽくなってきたり、急に冷たい風が吹き始めるなど、雷雨の前兆があったら十分に注意をしてください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）