8月終わりが近づいても猛残暑 関東や北陸などで35℃以上の猛暑日

ウェザーニュース

8月も残す所わずかとなりました。関東や北陸など東日本を中心に今日29日(火)も気温が高く、8月終わりとは思えない猛烈な残暑です。

関東や北陸で猛暑日の所が多い

台風10号が離れ、日本付近に太平洋高気圧が勢力を広げています。東日本から西日本にかけて強い日差しが照りつけ、東日本を中心に35℃以上の猛暑日の所が増えてきました。

12時00分までの最高気温が全国で最も高いのが、福井県坂井市・三国で37.0℃まで上昇。そのほか、千葉県市原市・牛久で36.2℃、群馬県桐生市で35.8℃、大分県日田市で35.7℃など、２７地点が猛暑日です。東京都心も34.5℃まで上がって、猛暑日に迫ってきました。

昨日、今年一番の暑さになった仙台市など東北太平洋側は、海からの東寄りの風に変わったため、気温の上昇は抑えられています。

午後にかけて東日本、西日本では晴天が続き、さらに気温が上がる予想です。熱中症リスクは真夏と変わらず高い状況が続きますので、気温の高い時間帯は屋外での活動を出来るだけ避け、やむを得ず活動を行う場合は、適切な水分補給や塩分補給などしっかりと熱中症対策を行ってください。