週間天気予報 台風や秋雨前線で曇りや雨の日が多い

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・台風11号が沖縄接近、荒天警戒
・台風12号が湿った空気を送り強雨も
・秋雨前線などで極端な猛暑は終息か

来週になると秋雨前線や湿った空気等の影響で、曇りや雨の日が増える予想です。

台風11号が沖縄接近、荒天警戒

台風11号（ハイクイ）は2日(土)〜3日(日)にかけて強い勢力で沖縄の先島諸島に最接近します。先島諸島では暴風雨となるおそれがあるため、早めに備えを行ってください。

また、台風の北側に風の強い領域が広がっているため、沖縄本島や鹿児島県の奄美地方でも強風や高波に注意が必要です。湿った空気によって強雨も予想されますので、台風の中心から離れていても油断はできません。

台風12号が湿った空気を送り強雨も

台風12号（キロギー）は2日(土)～3日(日)に小笠原諸島に最接近したあと、本州の南に進みます。台風は次第に勢力を落として熱帯低気圧になる見込みで、台風による暴風雨となる可能性は低い状況です。

ただ、熱帯域の湿った空気を運び込むため、4日(月)にかけて西日本と東日本の太平洋側に活発な雨雲が流れ込む予想です。局地的に雨が強まるおそれがあるため注意してください。

秋雨前線などで極端な猛暑は終息か

5日(火)以降も秋雨前線や気圧の谷、南からの湿った空気の影響を受ける日が多く、曇りや雨の所が多くなりそうです。前線の位置や湿った空気の流れ込み方は予想が難しく、予測が変わる可能性があるため、随時最新の天気予報をご確認ください。

この影響で日差しが乏しく、夏の太平洋高気圧も張り出しが弱まるため、極端な猛暑は一旦終息する見込みです。それでも気温は平年並みかやや高い程度で、30℃以上の真夏日の所が多いため、引き続き熱中症にはお気をつけください。