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沖縄の南で新たな台風が発生予想 北上して関東に近づく可能性

ウェザーニュース / 2023年9月4日 10時50分

ウェザーニュース

今日9月4日(月)9時に沖縄の南で発生した熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。次に台風が発生すると台風13号と呼ばれることになります。

台風としてはそれほど発達しないとみられるものの、関東など東日本に近づき強い雨を降らせる可能性がありますので、今後の動きに注意が必要です。

▼熱帯低気圧 9月4日(月)9時
 中心位置   沖縄の南
 移動     北 ゆっくり
 中心気圧   1004 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s

7日(木)頃に関東に近づく可能性

現在、日本の南の海上には「寒冷渦」と呼ばれる上空に寒気を伴った低気圧があります。新たに発生が予想される台風は、寒冷渦と太平洋高気圧の間を吹く南寄りの風によって、北上する見込みです。

周辺の海面水温は高いものの、台風の発達に必要な風の条件が整っていないことや、足早に北上することなどから、それほど発達は予想せず、現時点では暴風域を伴う勢力にはならないとみられます。

7日(木)頃に関東に近づく見込みで、このタイミングで秋雨前線が南下するため、前線の活動が活発になって雨が強まる可能性があります。勢力が弱くても油断をしないようにしてください。

9月最初の台風発生か

平年の台風発生数

台風13号になれば9月として最初の台風になります。9月の台風発生数の平年値は5.0個で、8月に次いで台風の発生が多くなる時期です。

今年は平年よりも台風の発生数がやや少ないペースとなっていますが、ウェザーニュースの予想では年内にあと10個以上の台風が発生するとみています。

9月は過去にも台風災害が多く発生している時期ですので、今後に備えて台風対策・大雨対策を整えるようにしてください。

参考資料など

気象衛星画像:NICT-情報通信研究機構

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