山陰は激しい雨で道路冠水も 午後は西日本太平洋側で強雨に

ウェザーニュース

今日5日(火)は西日本日本海側で局地的に激しい雨となっています。島根県東部には土砂災害警戒情報が発表中です。昼過ぎにかけて、道路冠水や視界不良に注意してください。

1時間に50mm程の激しい雨

山陰には秋雨前線が停滞しています。四国〜九州沿岸付近にある元台風12号の熱帯低気圧から暖かく湿った空気が流れ込み、前線の近くでは雨雲が発達している状況です。

松江市では8時10分までの1時間に40.5mm、鳥取県境港市では7時50分までの1時間に49.0mmの激しい雨を観測しました。道路冠水が発生した所もあり、視界も非常に悪くなっています。9時現在も松江市には土砂災害警戒情報が、鳥取県境港市には大雨警報が発表中です。

午後は雨雲が北上傾向

5日(火)15時の雨雲の予想

山陰付近の雨の強い状況は昼過ぎまで続く予想で、引き続き道路冠水や小中河川の急な増水、土砂災害などに注意が必要です。雨が強い間の無理な外出は控えてください。

一方、四国太平洋側や九州太平洋側は熱帯低気圧の北上に伴って雨が降りやすくなっていく見込みです。こちらも局地的に雨雲が発達し、雷を伴って雨が激しく降るおそれがあります。車の運転はアンダーパスなど低い所は避けた方が安心です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）