週間天気予報 台風13号の動向に注意 別の低気圧が影響の可能性も
ウェザーニュース / 2023年9月6日 5時49分
・新たな低気圧発生の可能性も 不確実性が大
・暑さは日差し次第 晴れれば猛暑日も
この先一週間は台風13号や、別の低気圧、湿った空気の影響が影響し合うことで、複雑な天気経過になる可能性があります。
台風13号 7日(木)〜8日(金)に関東などに影響か
5日(火)夜に日本の南で発生した台風13号(インニョン)は、顕著な発達は予想されていないものの、7日(木)〜8日(金)頃に関東の沖合を北東に進む予想となっています。
伊豆諸島では強風や雨で荒れた天気となるおそれがあります。また、進路や速度の不確実性が大きく、進路次第では関東の本土にも活発な雨雲がかかる可能性があるため、今後の情報に注意してください。
新たな低気圧発生の可能性も 不確実性が大
台風13号は9日(土)までには日本の東へ離れる可能性が高くなっていますが、これとは別に熱帯低気圧が南西諸島付近で発生する可能性が出てきました。沖縄や奄美、西日本などに影響が出る可能性があるものの、予測の不確実性が非常に大きく、現時点では具体的な影響を断定するのが難しい状況です。
この低気圧や湿った空気、上空の気圧の谷の通過などが影響し合うことで、日本付近では雨雲が発生しやすくなることが想定されます。今後天気予報が変わることもあるため、随時天気予報をご確認ください。
暑さは日差し次第 晴れれば猛暑日も
太平洋高気圧がしっかりと覆う日が減るため、体温を超えるような危険な暑さとなるリスクは低下しそうです。それでも、暖気に覆われた状況は続いているため、日差しの出る日には35℃以上の猛暑日となる所はありそうです。
週末以降は特に、平年のこの時期よりも気温が高い状況が続くことが予想されています。9月に入って夜風が涼しくても油断せず、熱中症予防を心がけてください。
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