明日にかけ活発な雨雲が通過 線状降水帯が形成される可能性も
ウェザーニュース / 2023年9月6日 7時50分
今日9月6日(水)は、台風12号から変わった熱帯低気圧や秋雨前線等の影響で、西日本や東日本で雨の強まる所があります。
気象庁は、四国地方・北陸地方・東海地方では線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があるとの気象情報を発表しました。土砂災害や低地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
日本海と太平洋に活発な雨雲 一部が陸地にかかる
台風12号から変わった熱帯低気圧が四国沖にあって、今日午前中には次第に不明瞭になる予想です。また、秋雨前線が東北〜北陸を通って西日本の日本海側に伸びています。この前線に向かって湿った空気が流れ込んでいて、上空の気圧の谷の影響も加わるため大気の状態が不安定となり、雨雲が発達しやすくなっています。
雨雲レーダーを見ると、本州の日本海沖と太平洋沿岸にそれぞれ活発な雨雲が見られ、一部が陸地にかかっている様子がわかります。この先、日本海の雨雲は東進しつつ南下し、太平洋側の雨雲は東進する予想です。
このため、今日6日(水)は西日本〜東北の広範囲で雨が降り、局地的に1時間に50mm以上の非常に激しい雨が降って、明日にかけての総雨量は多い所で200mm前後の大雨となるおそれがあります。
また、線状降水帯が発生した場合は局地的にかなり雨量が増えるおそれがあります。気象情報や避難情報等を随時ご確認ください。
台風13号の動向にも注意
5日(火)夜に日本の南で発生した台風13号(インニョン)は、関東沖を北東進することが予想されています。
伊豆諸島に接近することが予想されるため、伊豆諸島では強風や大雨などの荒れた天気となるおそれがあります。なお、気象庁の台風予報では8日(金)頃の接近が予想されていますが、シミュレーション結果の中には7日(木)に接近することが予想されるものもあり、タイミングの不確実性が大きい状況です。
また台風の進路次第では、台風を取り巻く外側の雨雲が関東の本土にもかかり、雨が強まる可能性があります。関東沖で動きが複雑になる可能性も考えられ、本州に近づいた場合には影響が大きくなることが想定されますので、今後の情報にご注意ください。
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