週間天気予報 週後半は台風13号の動向に注意 その後、新たな低気圧発生か
ウェザーニュース / 2023年9月6日 15時0分
・新たな低気圧発生の可能性も 不確実性が大
・暑さは日差し次第
この先一週間は台風13号や、別の低気圧、湿った空気の影響が影響し合うことで、複雑な天気経過になる可能性があります。
台風13号 週後半に関東などに影響か
台風13号(インニョン)は今後、太平洋高気圧の周囲をまわるようにして北東へ移動します。8日(金)頃にかけて若干勢力を強めるものの、暴風域を伴わない程度の発達にとどまる見通しです。
伊豆諸島では強風や雨で荒れた天気となるおそれがあります。気象庁の台風予報では8日(金)から9日(土)の接近が予想されていますが、進路や速度の不確実性が大きい状況です。
また台風の進路次第では、台風を取り巻く外側の雨雲が関東の本土にもかかり、一時的に雨が降ったり、沿岸部では風の強まる可能性もあります。今後の情報にお気をつけください。
新たな低気圧発生の可能性も 不確実性が大
台風13号は10日(日)までには日本の東へ離れる可能性が高くなっていますが、これとは別に熱帯低気圧が南西諸島付近で発生する可能性が出てきました。沖縄や奄美、西日本などに影響が出る可能性があるものの、予測の不確実性が非常に大きく、現時点では具体的な影響を断定するのが難しい状況です。
この低気圧や湿った空気、上空の気圧の谷の通過などが影響し合うことで、日本付近では雨雲が発生しやすくなることが想定されます。今後天気予報が変わることもあるため、随時天気予報をご確認ください。
暑さは日差し次第 晴れれば猛暑日も
太平洋高気圧がしっかりと覆う日が減るため、体温を超えるような危険な暑さとなるリスクは低下しそうです。それでも、暖気に覆われた状況は続いているため、日差しの出る日は気温が上昇する見込みです。
週末以降は特に、北日本や東日本を中心に、平年のこの時期よりも気温が高い状況が続くことが予想されています。9月に入って夜風が涼しくても油断せず、熱中症予防を心がけてください。
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