台風13号の影響で関東強雨 千葉県では冠水発生 大雨災害に警戒を

ウェザーニュース

台風13号の北上に伴って8日(金)、早朝から関東は断続的な強雨となっています。特に千葉県内で雨が激しくなっており道路冠水が発生、土砂災害の危険度も高まっており、災害の発生に警戒が必要です。

昼過ぎにかけて断続的に激しい雨のおそれ

関東の中でも千葉県で最も雨雲が発達しています。8時20分までの1時間には茂原市で62.0mmの非常に激しい雨、千葉市でも32.5mmの激しい雨を観測するなど、広い範囲で雨が強まっている状況です。

すでに一部では道路が大規模に冠水し、土砂災害の危険度も高まってきました。8時20分の時点で千葉市や木更津市、鴨川市など各地に土砂災害警戒情報が発表されています。


解析雨量では3時間で150mm以上の領域が現れていて、今後は伊豆諸島付近の局地的な低気圧の北上に伴って昼過ぎにかけて雨雲の発達しやすい状況が続く見込みです。線状降水帯が形成される可能性もあります。

大規模な道路冠水や低地の浸水、中小河川の氾濫、土砂災害といった災害の発生するおそれがありますので、自治体の避難情報を確認し、雨のピークを過ぎるまでは安全な所で過ごすようにしてください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）