記録的大雨の千葉県は広範囲で冠水 茂原市などは水がひざ上に

ウェザーニュース

今日8日(金)は台風13号の影響で関東は断続的に激しい雨が降っています。特に千葉県内では記録的な大雨になった所があり、広い範囲で冠水に見舞われました。

内陸部で「ひざ以上」の冠水

ウェザーニュースアプリ利用者向けに冠水の状況を調査した結果、千葉県の広範囲で冠水したことがわかりました。東京都心に近い東葛地域などをのぞく、ほぼ全域から「足首～すね」の冠水報告が届いています。

そのなかでも、茂原市周辺からは「ひざ以上」の報告が多数寄せられました。茂原市では12時間で371.5mmと、これまでの記録を大きく上回る観測史上1位の大雨に見舞われ、ライブカメラでは市役所近くの川が氾濫した様子が捉えられています。

冠水した地域は水が引くまで十分な注意を

茂原市の様子

雨が弱まった後もなかなか水が引かず、夕方の時点で冠水している所が多く残っています。暗くなると周辺の状況が確認しにくくなりますので、大変危険です。水が引くまでは出来るだけ外出を避けるようにしてください。

また、冠水している道路を車で通行すると、立ち往生するケースもありますので、無理は禁物です。

雨の降りやすい状況は今夜まで続く見通しです。冠水している所以外にも、増水した川や、急な斜面など危険な所には近づかないようにしてください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）