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モロッコでM7.0の地震 局地的に強い揺れ襲ったか

ウェザーニュース / 2023年9月9日 7時45分

ウェザーニュース

日本時間の9月9日(土)7時11分頃、海外で規模の大きな地震がありました。震源地はアフリカのモロッコ(気象庁の地域区分では地中海)で、震源の深さは約30km、地震の規模(マグニチュード)は7.0と推定されます。

震央の近くでは局地的に、日本での震度5強〜震度6弱に相当するほどの強い揺れが襲ったと解析されていて、揺れによる被害の発生が懸念されます。

※初稿では米国地質調査所国立地震情報センター(USGS, NEIC)による震源要素(M6.8)を記載していましたが、気象庁による解析に更新しました。

震源近傍では“日本での震度5強〜6弱”程度の揺れか

米国地質調査所国立地震情報センター(USGS, NEIC)によると、震央付近の陸地では最大で改正メルカリ震度階級のⅧ程度の強さの揺れ方になったと解析されています。

厳密な比較はできないものの、日本の気象庁震度階級に換算すると震度5強〜震度6弱程度に相当する揺れと考えられます。

震源は陸地直下の浅いところと推定されていて、地震の規模の割に強い揺れが狭い地域を襲ったと考えられます。揺れによる被害の発生が懸念されます。

気象庁の発震機構解では、地震のメカニズムは南北方向に圧力軸を持つ型で、横ずれ成分を持った逆断層型の地震とみられます。

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