東京など関東で弱い雨 熱帯低気圧由来の湿った空気が残る

ウェザーニュース

今日9日(土)の関東は昼近くなっても低い雲が広がり、一部で弱い雨がぱらついています。この後の天気の回復はゆっくりとなる見通しです。

日差し届かず気温の上がり方鈍い

大雨の峠は越えた関東ですが、まだ広い範囲が雲に覆われ各地で弱い雨が降っています。ウェザーニュースアプリ利用者からの天気報告の分布でも、東京や埼玉を中心に雨報告が多数となっています。（10時30分～11時00分の報告）

台風13号から変わった熱帯低気圧は今朝の時点で伊豆半島付近で弱まって消滅しました。ただ、関東上空には周辺の湿った空気が残っている状況です。

雨雲はあまり厚みがなく、雨が強まることはありません。それでも一部では傘が必要なくらいの降り方になっていて、昼過ぎまでは弱い雨が降りやすくなるとみられます。夕方には雲が少なくなり天気は回復する見込みです。

日差しがほとんど届いていないため気温の上がり方が鈍く、東京都心は11時前にようやく25℃を超えました。昨日ほどの涼しさではないものの、30℃に届くかは微妙で、少し蒸し暑い程度の一日になりそうです。